補綴治療としてのインプラント

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補綴治療としてのインプラント 歯が歯周病や虫歯等で無くなってしまった(歯の喪失)場合に歯を代替する方法としてブリッジや入れ歯が挙げられます。治療法の歴史としては長く実績もあるので良く用いられますが、残っている歯や顎の骨に負荷をかけてしまいますので時に、ブリッジの支えとなっている歯に過剰な力が加わった為の歯周病の急速な進行、合わなくなった入れ歯による歯槽骨•顎骨の異常吸収が見受けられます。現在、第三の選択肢としてデンタルインプラント(以下、インプラント)があります。インプラント補綴の利点としては残っている歯を傷つけず噛み合わせの力をかけない所にあり比較的長く安定性を得られる所にあります。
当院が採用するインプラントシステム
当院ではデンツプライ社のアストラテックインプラントを採用しています。インプラントと一括りに云いましても、実に様々なシステムがあります。国内で応用を認められているシステムは数十とあると云われています。インプラントは一度施しますと5年、10年と保たせないといけない治療です。長く口腔内にあるので天然歯もそうであるように、時にはパーツの交換が必要になることもあるでしょう。必要な時にそのインプラントシステムが存在しなかったらアフターフォローが非常に困難になります。アストラテックインプラントは世界3大インプラントシステムの一翼を担っており、世界的にも国内でも採用する先生方も多く安心です。さらに、症例が多く良く研究されて文献数も豊富です。アストラテックインプラントと似たデザインのインプラントシステムもありますが実際に症例を診たり、長期安定性をみるとオリジナルに勝るものはないと考えています。皆様にはより良い、永くサポートが出来るシステムを提供したいと考えております。
アストラテックインプラントの特徴
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アストラテックインプラントシステムでは、バイオマネジメントコンプレックスという骨吸収をしない為の4つの特徴があります。
① オッセオスピード
 (フッ素を塗布した新しい表面性状)
② マイクロスレッド
 (骨に集中的な応力を分散させる為の構造)
③ コニカルシールデザイン
 インプラントとアバットメントの接合様式が非常に精密であり、動揺(マイクロムーブメント)がない
④ コネクティブカウンター
 従来のインプラントシステムよりも、歯肉の厚みをとる事ができる
 
以上より、当システムは施術した後も骨が吸収しにくいので長期安定性に優れる事と、歯肉も退縮しにくいという特徴によりインプラントが苦手とする前歯の審美的領域までの応用が期待できるといった特徴が挙げられます、
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スライドをみていただきますと、歯槽骨の吸収がほとんどないのが伺えます。